京都府亀岡市

農業・畜産・林業

ローカルベンチャー

亀岡オーガニック農業スクールから「農家」になる道を拓く

ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド

京都府亀岡市

農業・畜産・林業

募集期間

2024年12月20日〜 2025年02月28日

営業者

株式会社ビオかめおか

資金使途

亀岡オーガニック農業団地事業にかかる設備投資費用

会計期間

2025年03月01日〜 2030年02月28日

目標償還率

110.16%

投資家特典

季節の有機野菜詰め合わせやスクールオンラインコース 割引券など

募集中

現在の調達金額

660,000円

募集総額

6,200,000円

1口金額

20,000円

出資者数

12人

10%

募集期間

2024年12月20日〜 2025年02月28日

営業者

株式会社ビオかめおか

資金使途

亀岡オーガニック農業団地事業にかかる設備投資費用

会計期間

2025年03月01日〜 2030年02月28日

目標償還率

110.16%

投資家特典

季節の有機野菜詰め合わせやスクールオンラインコース 割引券など

プロジェクト要約

農林水産省は2021年、国内の有機農業面積を2050年までに現在の0.5%から25%に拡大するという目標を掲げました。 しかし、就農時の設備投資の負担や販路確保の難しさから、多くの新規就農者が3~5年で離農してしまうのが現状です。 こうした課題に対応するため、株式会社ビオかめおかは、有機農業の技術や経営理論を学べる「亀岡オーガニック農業スクール」を運営しています。 そして、このたび新規就農者を支援するプロジェクトとして「亀岡オーガニック農業団地」を立ち上げました。 この農業団地では、農地や農業機械の提供、伴走型の指導、販路の確保といった支援を一元的に行い、新規就農者の自立を支援します。 本プロジェクトでは、設備投資費の一部を募り、生産から消費に関わるあらゆる方と共に、持続可能な農業の実現をめざします。

プロジェクト要約

農林水産省は2021年、国内の有機農業面積を2050年までに現在の0.5%から25%に拡大するという目標を掲げました。 しかし、就農時の設備投資の負担や販路確保の難しさから、多くの新規就農者が3~5年で離農してしまうのが現状です。 こうした課題に対応するため、株式会社ビオかめおかは、有機農業の技術や経営理論を学べる「亀岡オーガニック農業スクール」を運営しています。 そして、このたび新規就農者を支援するプロジェクトとして「亀岡オーガニック農業団地」を立ち上げました。 この農業団地では、農地や農業機械の提供、伴走型の指導、販路の確保といった支援を一元的に行い、新規就農者の自立を支援します。 本プロジェクトでは、設備投資費の一部を募り、生産から消費に関わるあらゆる方と共に、持続可能な農業の実現をめざします。

プロジェクトサマリー

本プロジェクトの締結前交付書面(匿名組合契約説明書)こちらよりご確認いただけます。

ポイント
・農地、農業機械、出荷作業場、ハウス、伴走指導、販路を一元的に提供する
・データ活用型有機栽培により「自然の力を引き出しながら誰もが再現可能な栽培」を実現
・亀岡市「オーガニックビレッジ宣言」の実現に寄与するものであり、市を挙げた取組である

こんな方にも応援してもらいたい
・有機農業に興味がある、挑戦してみたい方
・農業の未来を持続的にしたい!ビオかめおかの取り組みに賛同いただける方
・ビオかめおかと共に何か新しいことをしてみたい法人の方


プロジェクト概要

有機農産物を「育て、売ること」の難しさ 〜ビオかめおかの挑戦〜

「有機(オーガニック)」とは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産されたもののこと。近年、食材選びにおいて注目されるようになり、スーパーなどでも有機農産物が並ぶようになりました。その背景には、「食の安全性」や、「環境負荷の軽減」を意識するようになってきたことがあります。
また、2021年に農林水産省から「みどりの食料システム戦略」が発表され、2050年に現状1%にも満たない国内有機農業の面積を25%に増やす、という方針が明示され、農業界全体の風向きも変わってきました。
しかし、有機農産物を「育てること」と「売ること」の現場では、化学農薬に頼る慣行農業とは異なる、独特の難しさを抱えています。

有機農業は、化学肥料や農薬に頼らず「自然の力」を活用して栽培する方法であり、地域ごとに異なる環境条件に合わせて工夫が求められます。病害虫のリスクが高く、細やかな管理も必要です。
また、販路開拓において、有機農業以外に取り組む方の多くは「農協に出荷」をしますが、有機農業では「消費者への直接販売」が6割以上を占めており、育てるだけでなく売ることにも時間と労力がかかっているのが現状です。
さらに、大手流通業者が求める大量かつ安定供給や、有機JAS認証の取得が小規模農家にとって負担となり、結果として3~5年で離農する人も少なくありません。

「株式会社ビオかめおか」の挑戦

亀岡市は「オーガニックビレッジ宣言※」を掲げ、有機農業の普及と人材育成を進める先進地域です。
このビジョンを実現するため、2023年に「株式会社ビオかめおか(以下、ビオかめおか)」が設立されました。2024年に「亀岡オーガニック農業スクール」を開校。栽培プロセスを科学的に解析し、再現性のある方法を提供する「データ活用型有機栽培」の技術をベースに指導します。これにより、新規就農者が高い確率で成果を上げられる技術を広げています。

そして2025年、ビオかめおか「亀岡オーガニック農業団地」をスタートさせます。本団地は、スクール卒業生を中心とした新規就農者に農地や設備を提供し、販路も支える包括的なサポートを行うものです。
有機農業を志す人々が栽培に専念できる環境を整え、就農から自立までのハードルを大きく下げることを実現していきます。

※オーガニックビレッジとは…有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを進める市町村のこと。亀岡市は2023年2月、全国2番目の早さでオーガニックビレッジ宣言を行いました。

 情報ネットten.特集 ビオかめおかがめざす「生計が立てられるオーガニック農家」


「亀岡オーガニック農業団地」を通じて解決する課題〜有機農業者に求められるスキルと市場の壁〜

農家になったら、どんな作物を育てるのか。
農地や農業機械の準備、販路の確保、設備の整備までどのように準備するのか。
有機農業を始めるには、栽培技術から経営のスキルまで必要です。これらを一度に整えるのは金銭面やノウハウ面で大きな負担となり、多くの新規就農者がこの壁にぶつかります。

1.農地や設備の選び方がわからない
農地や機械にどれだけお金をかけるべきか、どんなスペックが必要なのか判断が難しく、間違った選択をしてしまうことがあります。

2.販路を見つけるのが難しい
有機農業は、大量生産・安定供給を求める流通業者とは合わないことが多く、農協経由の市場出荷では価格的に合わず、慣行農法を前提とした農協の部会に頼ることも難しいため、栽培技術と販路開拓を同時に行うことが負担になります。

3.人脈やサポートが少ない
上記のように直接販売になることが多く、新規就農者は孤独になりがちで、相談できる相手や技術を共有するネットワークが不足しています。

4.既存の支援とその限界
最近では、農業機械のシェアリング、有機野菜の取扱流通業者の増加など、新しいサービスが増えてきました。ただ、これらの支援はそれぞれが別々に提供されており、個人の農家がすべてを調整することは簡単ではありません。

ビオかめおかがめざす新しい仕組み

こうした課題を解決するため、「亀岡オーガニック農業団地」では、農地や設備の提供、販路の支援、伴走型のアドバイスを一体化したサービスを提供します。

新規就農者には、それぞれの状況や希望する未来があります。
そこで亀岡オーガニック農業団地では、一体化したサービスの中で「個々のニーズに応じて柔軟に対応できる体制」を整え、有機農業者の自立を支援します。


亀岡オーガニック農業団地の特長と独自性

農地の提供:選べる3つの方法

1. 委託栽培方式
ビオかめおかが地主と利用権※を設定し、就農者は栽培作業に専念します。農地契約に関与しないため、初期の負担が少なく、初心者に適した方法です。

2. サポート付き利用権設定
地主との利用権設定を、ビオかめおかが全面的にサポート。地域に縁がなくても契約をスムーズに進められ、将来的な自立を見据えた準備が可能です。

3. 自力での農地確保
就農者が自ら農地を探して契約する方法です。この場合も、農業機械や販路支援といったビオかめおかのサポートを受けながら進められるため、独立志向のある方に適しています。

※利用権とは…農地を貸したい地主と、農業経営規模の拡大を図りたい農家の間で、農地の貸し借りを行うことです。農地法の許可を受けることなく、農地に賃貸借等の権利(利用権)を設定することができます。契約期間満了で賃貸借権は終了し、自動的に貸し手に返還されるものです。

設備の提供:初期投資の負担を軽くする

農業に欠かせない農業機械、出荷作業場、ハウスなどを、ビオかめおかが選定・購入し、就農者に貸し出します。これにより、初期の設備投資費を抑え、栽培品目に合った環境でスタートできます。1年目から安定した生産が可能になる仕組みです。

有機JAS認証※の取得をサポート

就農から2年間の無農薬期間を経て、有機JAS認証の取得を全面的にサポートします。認証取得にかかる手続きや費用負担を軽減し、新規農家がスムーズに「有機農業者」としての信頼を得られるよう支援します。

※有機JAS…有機農産物について農林水産大臣が定めた国家規格で、取得には厳しい基準があります。例えば、栽培開始の2年以上前から圃場で禁止された農薬や化学肥料を使用していないことが条件です。この認証を取得することで、慣行栽培が中心の市場で違いをアピールでき、品質や栽培方法に関する信頼性が付加価値となります。さらに、有機JASは国際的な認証として、欧米などJAS制度を認めている国への輸出にも対応しています。

販路提供:安心して「売る」環境を実現

生産された作物は、ビオかめおかが販路を紹介し、状況によっては買い取りも検討しています。また、販売に関わる受発注システムなどのインフラを提供します。これにより、販路確保やインフラ整備の負担を大幅に軽減。就農者は栽培に集中できます。また、ビオかめおか独自の販路として、亀岡市内の道の駅と提携、商業施設や百貨店とも取引をする予定です。さらに、有機イチゴなどはオーガニックnico(※会社の詳細は後述)も買い取ることにより、安定した流通ネットワークを拡大しています。

また、亀岡市が掲げる「市立保育所等有機米導入率75%」「市立小学校有機米導入率50%」といった具体的な目標を背景に、市内には大型の安定消費先が存在します。このように、地域全体が販路を支える仕組みがあることも本団地の大きな強みです。

伴走指導の仕組み

亀岡オーガニック農業スクール卒業後も、新規就農者が直面する疑問や課題に対応するため、講師が伴走指導を行います。実践の中でいつでも「学び」にアクセスできる環境を提供することで、就農者をサポートします。

また、同じスタートを切った仲間が近くにいることや、常に相談できる体制があることは、新規就農者の孤独感を解消し、継続の鍵となる「ネットワーク」づくりにつながります。これにより、農業の継続率を高める仕組みを構築しています。

私たち消費者にもひろがる可能性

従来個別に行わなければならなかった作業が団地内で完結するため、就農初年度から栽培と経営に集中できる環境を整備します。
まとまった農地の確保、有機農産物の一括管理により、大規模流通にも対応可能です。また、地域ブランドとしての「亀岡産オーガニック」の認知が広がることで、商店の集客力向上や販売促進にもつながります。さらに、団地で生産される有機農産物は、亀岡市内の保育所や小学校での給食に利用されることで、地域内で生産・消費が循環する「地産地消」の仕組みづくりに貢献します。これにより、市の掲げる「オーガニックビレッジ宣言」の目標が達成に近づきます。

このように亀岡オーガニック農業団地は、新規就農者の支援だけでなく、地域住民や商業施設など多方面に価値を生み出していきます。


ビオかめおか技術の柱「データ活用型有機栽培」と全国の有機農業者ニーズにこたえる工夫

データ活用型有機栽培の独自性

ビオかめおかが「亀岡オーガニック農業スクール」や「亀岡オーガニック農業団地」の伴走指導のベースとしているのが、「データ活用型有機栽培」です。この技術は、株式会社オーガニックnicoが蓄積したノウハウをもとに開発され、「自然の力を引き出しながら誰もが再現可能な栽培」を実現するものです。

●株式会社オーガニックnicoについて
亀岡オーガニック農業スクールの校長である中村新氏が経営。
中村氏はオムロン株式会社にて、Factory Automation向けセンサの研究開発に22年間携わった後、農学者であった父親の影響で有機農業に転身。「最新の技術を使って自然の力を最大限引き出す」というコンセプトのもと「データ活用型有機栽培」を開発しました。
本技術に加え、自らが新規就農で成長してきた経験も活かし、オーガニック農業スクールでは勘や経験則に頼らない有機農業の栽培技術から農業経営論にいたるまで、一連の知識を共有しています。

●生産と研究開発の連携
課題を発見し実地で検証する「生産部門」、解決策を開発し提示する「研究開発部門」が連携。これにより、データをもとに効率的な栽培方法を構築しています。

●7件の特許取得
技術的な独自性を持つこの方法はすでに7件の特許を取得しており、信頼性と事業性の高さを示しています。
さらに、亀岡市内には「温度」「湿度」「日射量」を測定する機材が設置され、収集されたデータが栽培に活用されています。水田圃場ごとの「水温計」もリーズナブルに設置可能で、卒業後もデータを活用した農業が続けられる環境を整えています。

※データ活用型有機栽培の詳細はオーガニックnicoのHP をご覧ください

全国の有機農業者に応える工夫

「亀岡オーガニック農業団地」は、スクール卒業生の受け皿として機能しますが、幅広いニーズに対応するため、スクール自体にも多様性を持たせています。2023年に開始した第1期では3つのコースを提供し、2024年以降はオンラインコースを、より実作業のポイントがわかるような動画配信を加えて拡充予定です。オンライン講座により全国の有機農業に関心を持つ人々にもアクセスを広げ、地域にとどまらない受講生の確保をめざします。

亀岡オーガニック農業スクールの展開 


亀岡市との連携によるキャンペーンや、WEBサイトのリニューアル、SNSを活用した情報発信も行い、より多くの有機農業者とつながる仕組みを構築しています。

上記2点と分配にかかる設計との関連性

本プロジェクトは年間の売上金額に応じて分配金を計算いたします。
プロジェクト対象事業は、亀岡オーガニック農業スクール事業、亀岡オーガニック農業団地事業を含む会社全体の事業です。会計期間中(2025年3月〜2030年2月)の年間平均売上金額は、4,671万円を見込みます。
亀岡オーガニック農業スクール事業、亀岡オーガニック農業団地事業を伸ばしていくにあたり、上記の「データ活用型有機栽培」の独自性や、全国の有機農業者ニーズにこたえる工夫は、重要な要素になります。
また、本プロジェクトでは元本償還までのリスクを下げるため、設計上の工夫をしています。

●リスク軽減型ファンド設計
分配率を3段階に分け、損益分岐点までの到達を早めることで元本償還の可能性を高めています。

●投資家保護の工夫
投資家の損益分岐点を売上計画の49.52%に設定。事業計画未達の場合でも元本毀損リスクを軽減しています。

※元本保証はされませんが、リスクを最小化する設計が特徴です。
※詳細は後述の「分配シミュレーション」をご確認ください。


明日の農業にタネを蒔く 〜出資から生み出したいつながりと社会の変化〜

2025年1月末、亀岡オーガニック農業スクールの第1期生が卒業を迎えます。多くの卒業生が「有機農家になりたい」という意志を持ち、いよいよ有機農業の拡大に向けた第一歩を踏み出す時が近づいています。春の種まきに間に合うよう、オーガニック農業団地の環境を整備するため、本プロジェクトでは設備投資資金を募集しています。

●亀岡オーガニック農業団地と「出資」が生む価値
新規就農者は、亀岡オーガニック農業団地だけで「自立」が完結するわけではありません。
農家一人の努力だけではなく、地域社会、消費者など、バリューチェーンに関わるあらゆる方の協力が不可欠です。亀岡という地域との関係構築、生産物の販売・流通、消費者の理解と支持、それらがつながることで、持続可能な農業が実現します。
本プロジェクトから有機農業が抱える課題を知っていただくとともに、出資を通じて課題解決に挑むビオかめおかの取り組みを後押しいただき、ともに持続可能な農業の実現をめざしたいと思います。
亀岡オーガニック農業団地は、単に有機農業を支援する施設にとどまらず、生産から消費までのバリューチェーンを広げるプラットフォームとして機能します。卒業生が地域の農業を支え、有機農業の魅力を全国に発信することで、将来的には新たな需要を呼び起こし、「有機」がより多くの人々に受け入れられる社会をめざします。


代表者のメッセージ

株式会社ビオかめおか 代表取締役 中村新

全国に先駆けてオーガニックビレッジ宣言を行った亀岡市は有機農業者の育成を進めています。そのなかで、有機農業の支援活動を行うために設立された「株式会社ビオかめおか」は、亀岡市有機農業推進協議会からの委託を受けて、有機野菜生産と有機農業の生産技術開発を長年行っている株式会社オーガニックnicoと協力し、有機農業に特化して学べる「亀岡オーガニック農業スクール」を2024年2月に開校しました。約40名の生徒さんが入学し、第1期がまもなく終わるところです。このスクールにおいては、プロ農家をめざすコースもあり、実践的な知識と実習を伴うカリキュラムを特徴としています。

一方、スクールで学んだあとに実際に就農するためには4つのハードル(農地、設備、売り先、住居)があります。そのなかで「株式会社ビオかめおか」では、スクールの卒業生に、農地、設備、売り先を提供することで新規就農の伴走支援を行う「亀岡オーガニック農業団地」を進めようとしています。全国の農業スクールでも例を見ない取り組みです。

この取り組みの中で、設備に関しては初期投資が必要になります。出資いただいたお金で設備投資を行い、新規就農者に対してレンタルできる仕組みを構築し、新規就農者をサポートしたいと思います。このしくみを構築することが、亀岡市が名実ともにオーガニックの町になる一助となり、さらにこのモデルが全国に広がることでオーガニックが広がることを願っています。

株式会社ビオかめおか代表取締役 中村新


プロジェクト対象事業

営業者が出資金を用いて行う「会社全体の事業(亀岡オーガニック農業スクール事業、亀岡オーガニック農業団地事業等)」です。


本匿名組合契約の成立条件

本ファンドは以下のファンド成立条件が設定されています。

・営業者が会計期間開始までに金融機関、その他から500万円以上の資金調達を行うこと

※条件が達成されない場合は本ファンドは未成立となり出資金はデポジット口座に返還されます。
 詳細は「匿名組合契約説明書のIV.本匿名組合契約の内容 2.契約の成立」に記載しております。


投資家特典

3口以上ご出資いただいた方には、口数に応じて以下の特典から1つをお選びいただけます。
特典の選択は1出資者につき1つのみ可能です。
ご希望の特典については、募集終了後に確認させていただきます。

■季節の野菜セット
旬の味覚をお届け!亀岡オーガニック農業団地直送の有機野菜セットを1回お届け(時期はこちらにお任せください)

■スクール オンラインコース 1回体験授業
亀岡オーガニック農業スクールのオンラインコース 全28回の講義と実習動画のうちの任意の1回が体験受講できます。

■スクール オンラインコース 割引券
亀岡オーガニック農業スクールのオンラインコース 全28回の講義と実習動画+オプション実習+オンラインフォーラムが税込み17万円のところ、2万円割引の15万円で受講できます。

■ご出資に関する広報発信 ご出資に関する広報発信 + 無料交流チケット1回
ご希望をお聞きした上で、情報発信や交流会を設けさせていただきます。

営業者紹介

営業者名 株式会社 ビオかめおか
代表者 代表取締役 中村 新
設立日 2023年5月17日
事業内容 亀岡オーガニック農業スクール事業、亀岡オーガニック農業団地事業

亀岡市では、「オーガニックビレッジ宣言」を行い、市の方針として有機農業の教育事業を進めることを打ち出しています。
株式会社ビオかめおかは、亀岡市に関わる有機農業の活動を専門に行うため設立し、亀岡市有機農業推進協議会からの委託を受けて、「亀岡オーガニック農業スクール」を開校しました。2024年2月に第1期生を迎え、その受講生のうち6名が就農を希望しています(3名専業、3名兼業)。2025年からはその卒業生を主な対象に「亀岡オーガニック農業団地」を開始し、安全でおいしい農産物づくりと、周辺環境にもやさしい有機農業の普及に貢献します。


出資説明会のご案内

亀岡市にお住まいの方をはじめ、オーガニックに関心のある方、有機農業に挑戦してみたい方、また本事業に賛同いただける全国の個人・法人の皆さまを対象に、事業内容やファンドの詳細をご説明する出資説明会を開催いたします。
12月にはオンライン、1月には亀岡駅前のサンガスタジアムにて現地&オンライン形式で開催いたしますので、ご都合に合わせてご参加いただけます。募集内容や出資手続きの方法についてもご説明し、質疑応答の時間も設けております。ぜひこの機会にご参加ください!

※ご注意
説明会の開催前に、本プロジェクトの出資金募集が最大総額に達した場合は、その時点で募集を終了いたしますのでご了承ください。

(1)オンライン開催
【日時】2024年12月27日(金)19:00〜20:00(18:50受付開始)
【場所】オンライン:Zoomによるオンライン参加
【参加費】無料

(2)現地&オンライン開催
【日時】2025年1月19日(日)14:00〜15:00(13:30受付開始)
【場所】現地:サンガスタジアム by KYOCERA 会議室E−1→アクセス
     オンライン:Zoomによるオンライン参加
【参加費】無料
【現地定員】40名

→詳細・参加申込はこちら


募集情報

本匿名組合
契約名称
ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド
営業者 株式会社ビオかめおか
取扱者 プラスソーシャルインベストメント株式会社
(第二種金融商品取引業 近畿財務局長(金商)第396号)
出資金募集
最大総額
6,200,000円
出資金募集
最低金額
-
出資金申込単位 20,000円/1口
(内訳 出資金:20,000円、取扱手数料:0円)
申込上限口数 50口
募集最大総口数 310口
取扱者の報酬 組成報酬、運営報酬、監査報酬
会計期間開始日 2025年3月1日
会計期間終了日 会計期間開始日より5年後
リクープ売上金額(税抜) 115,671,642円
目標償還率 110.16%
営業者の報酬 本匿名組合事業利益(※1)-匿名組合員の利益(※2)-取扱者の報酬
(※1)売上金額 - 事業費用
(※2)匿名組合員への分配金額 - 匿名組合出資金
決算日 第1回決算日 会計期間開始日より1年後
第2回決算日 会計期間開始日より2年後
第3回決算日 会計期間開始日より3年後
第4回決算日 会計期間開始日より4年後
第5回決算日 会計期間開始日より5年後
報告日 決算日から75日以内
分配日 決算日から90日以内の営業者が指定する日


事業計画

今後の事業計画

今後の事業計画は、以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画上の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対して分配金額を保証するものでもありません。

(1)事業計画売上について
事業計画上の累計売上金額(税抜)、本匿名組合契約における累計損益分岐売上金額(税抜)は下記のとおりです。

 

前期実績

事業計画売上金額(5年間)

損益分岐売上金額(5年間)

売上金額

-

233,591千円

115,672千円

年額平均

-

46,718千円

23,134千円

 

1年目

2年目

3年目

4年目

5年目

累計

平均

売上
比率

スクール
事業

16,636千円

18,091千円

19,545千円

21,000千円

22,455千円

97,727千円

19,545千円

41.84%

農業団地
事業

6,382千円

12,130千円

16,957千円

21,784千円

26,611千円

83,864千円

16,773千円

35.90%

亀岡市
委託料

10,000千円

12,000千円

12,000千円

10,000千円

8,000千円

52,000千円

10,400千円

22.26%

合計

33,018千円

42,220千円

48,502千円

52,784千円

57,066千円

233,591千円

46,718千円

 

(2)事業計画売上の実現施策(運営の方針について)
営業者は亀岡市で亀岡オーガニック農業スクール事業を行う3期目の株式会社です。今後は以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
(a).亀岡オーガニック農業スクールの受講生増加
スクール第2期からオンラインコースを拡充し、受講者数の増加をめざします。亀岡市と連携してオンライン受講キャンペーンを実施するとともに、スクールのウェブサイトもリニューアルし、ブログやSNSを活用して幅広く情報を発信していきます。 

(b).亀岡オーガニック農業団地の就農者の増加と有機JAS認証の野菜の販売
新規事業として、亀岡オーガニック農業スクールの修了生の中で新規就農を希望する方を対象に、亀岡オーガニック農業団地事業を開始します。2年間の無農薬栽培期間を経て、有機JAS認証の取得をめざします。

(c).亀岡市の委託事業の受託
亀岡市有機農業推進協議会からの業務委託公募に応募し、2027年までに市内の有機農業従事者を20人に増やすことに貢献します。また、市立保育所での有機米導入率75%、市立小学校での有機米導入率50%の達成にも貢献します。


分配シミュレーション

分配計算式

匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。

損益分岐前売上金額:(累計売上金額が115,671,642円以下の場合)
損益分岐前売上金額×5.36%÷310口×1口

事業計画達成前売上金額:(累計売上金額が115,671,642円を超えて233,590,909円以下の場合)
(損益分岐前売上金額×5.36%÷310口×1口)+((損益分岐後売上金額-損益分岐前売上金額)×0.50%÷310口×1口))

事業計画達成後売上金額:(累計売上金額が233,590,909円を超える場合)
(損益分岐前売上金額5.36%÷310口×1口)+((損益分岐後売上金額-損益分岐前売上金額)×0.50%÷310口×1口))+((事業計画達成後売上金額-事業計画達成前売上金額)×0.10%÷310口×1口))                 

(注)売上金額は全て税抜です。

金銭による分配金額のシミュレーション

本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。損益分岐売上金額を下回ると元本が毀損されます。
(1口20,000円の出資の場合)

売上金額
(年間)
累計売上金額
(ファンド対象期間)
投資家分配額 1口分配額 償還率 源泉徴収後
1口分配額
源泉徴収後
償還率

¥0 ¥0 ¥0 ¥0 0% ¥0 0%
¥9,540,000 ¥47,700,000 ¥2,566,720 ¥8,247 41.24% ¥8,247 41.24%
¥11,890,000 ¥59,450,000 ¥3,186,520 ¥10,279 51.40% ¥10,279 51.40%
¥13,460,000 ¥67,300,000 ¥3,607,280 ¥11,636 58.18% ¥11,636 58.18%
¥14,630,704 ¥73,153,518 ¥3,921,029 ¥12,648 63.24% ¥12,648 63.24% 前期実績
¥16,660,000 ¥83,300,000 ¥4,464,880 ¥14,402 72.01% ¥14,402 72.01%
¥22,550,000 ¥112,750,000 ¥6,043,400 ¥19,494 97.47% ¥19,494 97.47%
¥22,134,328 ¥115,671,642 ¥6,200,000 ¥20,000 100.00% ¥20,000 100.00% 損益分岐
¥26,070,000 ¥130,350,000 ¥6,273,392 ¥20,236 101.18% ¥20,188 100.94%
¥29,010,000 ¥145,050,000 ¥6,346,892 ¥20,473 102.37% ¥20,376 101.88%
¥29,818,182 ¥149,090,909 ¥6,367,096 ¥20,539 102.70% ¥20,429 102.14% スクール事業、亀岡市委託事業計画
¥32,750,000 ¥163,750,000 ¥6,440,392 ¥20,775 103.88% ¥20,617 103.08%
¥35,690,000 ¥178,450,000 ¥6,513,892 ¥21,012 105.06% ¥20,805 104.03%
¥38,630,000 ¥193,150,000 ¥6,587,392 ¥21,249 106.25% ¥20,994 104.97%
¥41,570,000 ¥207,850,000 ¥6,660,892 ¥21,486 107.43% ¥21,183 105.91%
¥43,570,000 ¥217,850,000 ¥6,710,892 ¥21,648 108.24% ¥21,311 106.56%
¥46,718,182 ¥233,590,909 ¥6,829,940 ¥22,032 110.16% ¥21,617 108.09% 全体事業計画
¥49,650,000 ¥248,250,000 ¥6,844,599 ¥22,079 110.40% ¥21,654 108.27%
¥61,440,000 ¥307,200,000 ¥6,903,549 ¥22,269 111.35% ¥21,806 109.03%
¥85,020,000 ¥425,100,000 ¥7,021,449 ¥22,649 113.25% ¥22,108 110.54%

(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。
1口20,000円の出資金に対し、1口分配金額が20,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/20,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%を含みます。)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは、匿名組合員に対する分配金額が出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。


仕組み図


資金使途

ファンド資金は、以下の内容にて使用いたします。

内訳項目 金額
保冷庫 1,200,000円
農機 2,000,000円
農機具庫 1,000,000円
出荷設備 1,000,000円
灌水設備 1,000,000円
合計費用 6,200,000円

(注1)上記の合計費用、内訳項目、金額はあくまでも見込みであり、変更の可能性があります。最終的な費用が上記を上回った場合には営業者が負担し、下回った場合には分配時に返還させていただきます。なお、返還金額に利息は付きません。また、上記以外に必要となる費用につきましては、営業者が負担いたします。
(注2)出資金の資金使途については、取扱者による監査が行われます。
(注3)状況により、上記資金使途内容について営業者が先に立て替えて支払い、その後、出資金を充当することがあります。
(注4)本匿名組合事業遂行のため、会計期間開始前であっても、営業者が必要に応じて出資金を資金使途内容に従って使用することがあります。


リスク

匿名組合契約「ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド」の締結については、以下のような留意点及びリスクがあります。

1.    本匿名組合契約の性格に関する留意点

本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、若しくは指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。

2.    本匿名組合契約の流動性に関する留意点

契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場および匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。

3.    出資金の元本が割れるリスク

本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。

4.    営業者の信用リスク

営業者は2023年5月に設立された資本金190万円の株式会社です。現在、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、各分配日において分配金額の上限を超過し翌分配日以降まで繰越留保されている分配金の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。 匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。

5.    取扱者の信用リスク

本匿名組合契約において、出資金および本匿名組合契約締結の取扱いならびに管理運営を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。

なお、取扱者では、出資金の受取口座として普通預金を利用しておりますが、その後の資金管理については、取扱者から倒産隔離された信託口座により分別管理を行っています。
・出資金の取扱い:出資金は、取扱者の普通預金口座で受け取り、一定期間毎に信託口座に移動され分別管理が行われます。その後、信託口座から営業者へ送金されます。
・分配金の取扱い:分配金は、営業者から取扱者の信託口座へ送金され支払留保金(デポジット)として分別管理が行われます。支払留保金として分別管理されている分配金は、出金申請をいただくことで信託口座から取扱者の普通預金口座を経由して匿名組合員へ分配金が支払われます。

6.    新規事業及び事業環境の変化に伴うリスク

本匿名組合事業の亀岡オーガニック農業団地事業は営業者にとって新規事業です。したがって、本匿名組合事業については十分な実績がなく、運営体制の構築あるいは事業の遂行等、安定的な運営を図るまでに予想外の時間を要する可能性があります。

亀岡オーガニック農業団地事業は、亀岡オーガニック農業スクールの修了生の中から新規就農希望者を対象としています。2年間の無農薬期間を終えて有機JAS認証の取得を行います。生産された農作物は営業者が買い取り販売します。販売先は商業施設や百貨店を想定していますが、現時点では具体的に販売契約を締結しているところはありません。

7.    経営陣の不測の事態に係るリスク

本匿名組合契約の営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。

8.    資金繰りが悪化するリスク

営業者は、事業計画上の売上を著しく下回る場合、予想外のコストが生じる場合、現時点で想定していない事態が生じた場合、資金繰りが悪化するリスクがあります。

9.    資金調達のリスク

営業者は本匿名組合事業の必要資金の一部を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、本匿名組合事業を開始することができないリスクがあります。また、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。

10.    債務超過のリスク

一般的に債務超過状態の会社は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、金融機関等は債務超過状態の会社への融資を実行しない場合が多く、債務超過の会社は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産手続き開始原因であり、営業者が破産手続きの開始決定を受けると、商法上匿名組合は当然に直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約の終了事由に該当し、直ちに本匿名組合契約が終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。

11.    出資金の送金及び使用に関するリスク

契約が成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を下した場合、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合、本匿名組合契約の定めに従い、出資金が各匿名組合員の出資口数に応じて返還されますが、既に支出された費用がある場合等、出資金を返還できなくなった場合には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。

12.    事実の調査に関するリスク

取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料および営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金や出資額の返金を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。

13.    特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク

営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。

14.    大地震・大津波等の自然災害のリスク

大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続的に悪影響を及ぼすリスクがあります。

15.    風評被害によるリスク

伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。

16.    許認可等に関するリスク

本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

17.    訴訟等に関するリスク

営業者の事業活動において、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、または訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。

18.    本匿名組合契約未成立のリスク

取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については取扱者が負担します。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。


営業者情報

営業者

商号 株式会社ビオかめおか
所在地 京都府亀岡市保津町訳目36番地
事業内容 亀岡オーガニック農業スクール事業、亀岡オーガニック農業団地事業
設立日 2023年5月17日
代表者 中村 新
決算日 9月30日

取扱者

本匿名組合契約の出資の募集又は私募の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を行う取扱者の概要は、次のとおりです(2024年12月20日現在)。

商号 プラスソーシャルインベストメント株式会社
登録 第二種金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第396号
本店所在地 京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284
電話番号 075-257-7814
事業内容 第二種金融商品取引業
資本金 8,000万円
設立日 2016年4月14日
役員 代表取締役社長 野池 雅人
取締役 吉澤 保幸
取締役 里内 博文
監査役 石原 俊彦
監査役 斉藤 真緒
事業所所在地 京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284
決算日 6月30日
加入協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会


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