プロジェクトニュース
2019年07月05日
「東近江市版SIB事業」の出資者募集を開始しました。
プラスソーシャルインベストメント株式会社は、3つのプロジェクトアセット(社会的投資ファンド)を組成し、7月5日に取扱者として総額200万円(1口金額 2万円)の募集を開始しました。
まちを元気にする挑戦を地域の皆さんからの出資により応援するあたらしい仕組み「SIB」(ソーシャル・インパクト・ボンド)※1 を取り入れ、公益財団法人東近江三方よし基金、湖東信用金庫及びプラスソーシャルインベストメント株式会社の協定のもと、地域課題の解決に向けてこの事業を行います。
※1 ソーシャルインパクトボンド(SIB)とは、
社会的インパクト投資の仕組みの一つで、行政や民間事業者及び資金提供者等が連携して、社会問題の解決を目指す成果志向の取組です。
東近江市SIB事業 プロジェクトの概要
【東近江市SIB 田園にとけこむシェアオフィス subaco.を育むプロジェクト】
「subaco.プロジェクト」は、東近江市百済寺町の空き家を改修し、琵琶湖と田園広がる環境でシェアオフィス「subaco.(スバコ)」を展開していきます。
subaco.は、新しいつながり、ビジネス、クリエイティブな発想を生む場所として、また地域資源と地域内外の方をつなげる拠点としての発展を目指します。
「subaco.プロジェクト」代表の藤田彩夏さんは、東近江市地域おこし協力隊として2016年1月に移住し、活動を開始しました。地域おこし協力隊で得た経験と気付きから、藤田さんの新たな挑戦としてシェアオフィス事業を行い、地域に貢献していきます。
【東近江市SIB ぶどうを育てワインを醸造・魅力ある地域経営に乾杯プロジェクト】
「Laque(ラクエ)」は、東近江市愛東地区でぶどうやいちごの栽培を行っています。
本プロジェクトでは、LaqueがマスカットベリーAを中心としたワイン用のぶどうの栽培や醸造技術の習得を行い、東近江市産ぶどう100%のワインを自家醸造・販売できる体制を構築していきます。
「Laque」代表の漆﨑厚史さんは、2013年4月に東近江市にUターンし、ぶどう農家として新規就農しました。一からぶどう造りを学び、試行錯誤を繰り返しながらぶどう造りを継続、農園を拡大してきました。今回新開発するワインで東近江市産のぶどうの魅力を全国に発信していきます。また、若手農業者が魅力を感じるぶどう栽培経営を確立させ農村地域の存続に貢献していきます。
【東近江市SIB 働くマインド育成プロジェクト】
福祉や人に関わる仕事の現場には、人材不足といった課題があります。
「Team KonQ(チーム困救)」は、福祉の現場で働く若者に注目し、彼らがどんなことを思って働いているのかを探り、働く意味や価値について考える「マインド勉強会」を開催します。勉強会から得た気付きを共有する場を作り、そこから生まれたコトバを見える化し地域に拡げていきます。若者に気付きや共感するコトバを得る機会を与えることで「価値創造思考」を持ってもらいます。価値創造思考により、若者が働く楽しさや喜びを見出すこと、働く現場の捉え方を変えること、同じ思考を持った人同士の繋がりができることを目指します。働く若者の働く質の向上や継続性を構築します。
詳しい募集内容をぜひご覧ください。
【東近江市SIB 田園にとけこむシェアオフィス subaco.を育むプロジェクト】
【東近江市SIB ぶどうを育てワインを醸造・魅力ある地域経営に乾杯プロジェクト】
【東近江市SIB 働くマインド育成プロジェクト】
【東近江市SIB】特集ページ
※満額募集達成しました
7/13(土)には、東近江市の湖東信用金庫本店にて出資者向け説明会を行います。
ぜひご参加ください。
【7/13(土)開催 出資者向け説明会】東近江市版SIB事業