プロジェクトニュース
2021年08月16日
「2021年度 東近江版SIB コミュニティビジネススタートアップ支援事業」の出資者募集を8/18(水)10時より開始します
2021年8月18日(水)10時より、滋賀県東近江市版SIBのプロジェクトアセットの募集を開始します。
東近江市版SIBは、公益財団法人東近江三方よし基金、湖東信用金庫及びプラスソーシャルインベストメント株式会社(以下PSI)の協定のもと、地域課題の解決にむけて、社会的投資と行政補助金改革を組合せた事業です。
事業者の計画に成果目標を設定し、その成果の評価については、専門家と行政、そして三方よし基金が連携して行っていきます。
このSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)は、従来の行政からの補助金システムではなく、事業を応援してくださる出資者から、資金提供をいただき、事業期間終了時に成果があれば、行政がその元本を出資者に償還しようとするものです。
コミュニティビジネススタートアップ支援事業は、SIBの仕組みを活用しながら、東近江市と三方よし基金、PSIが連携して、地域内で実施されるコミュニティビジネスの立ち上げを支援する事業です。
今年度で実施6年目を迎える本事業では、これまで12のプロジェクトがみなさまからの出資を受けて実施し、成果を達成しています。
東近江市版SIB プロジェクトの概要
【東近江市SIB 梵ジュール里山保全クラブのチャレンジプロジェクト】
〜ヤマトサンショウウオの棲む里山を未来へ〜
東近江市蒲生岡本にある梵釈寺の裏山は、里山としては人の活用が減り放置されていた状況でした。2015年より、里山保全活動団体と地域の人々が連携して里山保全を開始し、里山は魅力を取り戻しはじめています。本プロジェクトでは、梵ジュール里山保全クラブが里山に関連するツアーを企画し、地域の既存コンテンツとコラボレーションを行います。また、持続可能な薪ビジネススキームの構築を行い、継続的に里山を保全できる基盤を整備します。里山を本来の姿に蘇らせ、土地の風土で育まれた多様な動植物が共存する場を目指します。
→【東近江市SIB 梵ジュール里山保全クラブのチャレンジプロジェクト】詳細・募集ページ
【東近江市SIB 箕川未来プロジェクト】
〜山の緑・空の青さ・川のせせらぎを体感する山村づくり〜
木地師の文化が息づく奥永源寺エリアにある東近江市箕川町。川に囲まれ素晴らしい景観を有すこの小さな集落で、2023年4月に古民家を改修した一棟貸しのホテルを開業する計画が進んでいます。本プロジェクトでは、箕川未来協議会が地域の団体や大学と連携してホテル開業までの体制づくりや四季を活用したホテルのメニュー・コンテンツを充実させます。また、開業に至るまでのストーリーを動画にまとめて発信します。地域の資源を資本とした事業を起こし、過疎高齢化が進行する地域の課題解決・自立化を目指します。
出資説明会のご案内
今回のプロジェクトを進める2事業者のみなさんに、プロジェクトの詳細についてお話いただく出資説明会を行います。
また募集内容や出資(投資)手続き方法などについてもご説明し、質疑応答のお時間も設けます。
オンライン開催ですので、全国からご参加が可能です!お申し込みお待ちしています。
日時:2021年8月20日(金)19:00~20:00
場所:オンライン開催(YouTube LIVE)
オンライン開催ですので、全国からご参加が可能です!
(当日までに「リマインダー:オン」の設定をいただくのがおすすめです!)