京都府京都市中京区

観光・宿泊

コミュニティ財団連携

リユース食器の導入で祇園祭のごみをゼロに!

祇園祭ごみゼロ大作戦2023 応援プロジェクト

京都府京都市中京区

観光・宿泊

募集期間

2023年06月23日〜 2023年07月31日

プロジェクトオーナー

公益財団法人 京都地域創造基金

資金使途

祇園祭飲食出展者へのリユース食器購入、リユース食器の洗浄など

返戻品

お礼メール

プロジェクトタイプ

本プロジェクトは即時支援型(All In)です。調達目標達成に関わらず、募集終了までに集まった金額で成立します。

税制優遇

あり

成立

現在の調達金額

75,000円

募集総額

2,000,000円

1口金額

5,000円

寄付者数

7人

3%

募集期間

2023年06月23日〜 2023年07月31日

プロジェクトオーナー

公益財団法人 京都地域創造基金

資金使途

祇園祭飲食出展者へのリユース食器購入、リユース食器の洗浄など

返戻品

お礼メール

プロジェクトタイプ

本プロジェクトは即時支援型(All In)です。調達目標達成に関わらず、募集終了までに集まった金額で成立します。

税制優遇

あり

プロジェクト要約

現在は大量生産・大量消費・大量廃棄の社会システムからのシフトが図られておらず、依然として環境負荷の低減などの視点が欠けている状態です。 本プロジェクトでは日本を代表する祭りである祇園祭において、2Rの視点を導入した取組を実施します。具体的には使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動や約2000名のボランティアスタッフと共にエコステーションの設置やごみの分別作業等を行い、可燃ごみを減量していきます。これらの活動を全国に発信し、祇園祭をごみゼロに結びつけると同時に、2R優先の持続可能な社会を実現します。

プロジェクト要約

現在は大量生産・大量消費・大量廃棄の社会システムからのシフトが図られておらず、依然として環境負荷の低減などの視点が欠けている状態です。 本プロジェクトでは日本を代表する祭りである祇園祭において、2Rの視点を導入した取組を実施します。具体的には使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動や約2000名のボランティアスタッフと共にエコステーションの設置やごみの分別作業等を行い、可燃ごみを減量していきます。これらの活動を全国に発信し、祇園祭をごみゼロに結びつけると同時に、2R優先の持続可能な社会を実現します。

プロジェクトサマリー

本プロジェクトは公益財団法人 京都地域創造基金との連携で行う寄付募集プロジェクトです。 

コミュニティ財団や連携の意義については特集ページをご覧ください。

プロジェクト概要

事業の背景と祇園祭ごみゼロ大作戦の実施

祇園祭の山場となる山鉾巡行前の宵山行事期間中は、多くの夜店・屋台が四条烏丸を中心に広範囲で立ち並び、国内外から多くの来場者が訪れます。
しかし、来場者数に比例して課題となるのが廃棄物であり、以前に比べ散乱ごみなどは減ったものの、可燃ごみの量は増える一方で、環境負荷が大きくかかっている現状でした。

そこで、2014年、夜店や屋台の協力のもと、日本初、そして世界初の試みとして、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を展開しました。
具体的には、当日、ボランティアスタッフとして参加した2000名のみなさんと共にエコステーションの設置、ごみの分別作業等を行い、2012年に約60トンだった燃やすごみを34トンにまで減量させることが出来ました。
また2014年の祇園祭では49年ぶりに「後祭り」も復活したことも相まり、来場者数は2012年より12万人も増加したにも関わらず、ごみの減量を達成しました。
祇園祭ごみゼロ大作戦は2014年以降も実施し、毎年ごみの減量に貢献しています。

京都議定書策定の地から本取組を発信することは、祇園祭の屋台文化を環境配慮型に変えるだけでなく、全国の祭や市民のライフスタイルを大きく変えるきっかけになることにつながっています。

活動の様子


祇園祭

八坂神社の祭で、毎年7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1ヶ月にわたっておこなわれます。
一般には、17日の前祭・山鉾巡行と神幸祭)とその宵山が広く知られていますが、2014年から49年ぶりに24日の後祭・山鉾巡行と還幸祭が復活し、これまでの祇園祭がさらにバージョンアップし実施されてます。
祭の性格は、単に神社や氏子達だけのものでなく、現在では京都市全体の祭りとして繰り広げられています。

鉾が今のような形になり、豪華な飾りをつけるようになったのは、桃山時代から江戸時代にかけて貿易がおこり、町衆階級が勃興して舶来のゴブラン織や西陣織などが競って用いられるようになってからです。
この祭は1000年の伝統を誇っており、再三中断、再興をかさねて京都の歴史とともに歩んできました。

日本三大祭のひとつにあげられており、その歴史の長いこと、祭事がほとんど1ヶ月にわたってくりひろげられるという大規模なものであることでひろく知られています。
また山鉾行事は、昭和54年、文化財保護法により、国の重要無形民俗文化財に指定されたほか、平成21年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。


事業の概要

祇園祭ごみゼロ大作戦では祇園祭の宵山期間におけるリユース食器導入を主とした環境対策活動を通じて、祇園祭における環境負荷の低減のみならずリデュース・リユースの2Rをキーワードとした社会システムの構築を実現します。

目的 祇園祭宵山行時におけるリユース食器の活用したごみゼロ活動
実施日 前祭:2023年7月14日(金)〜16日(日)
会場 鉾町一帯
来場者数 約55万人(2022年度/前祭の来場者)
実施内容 祇園祭のリユース食器オペレーションの実施
祇園祭飲食出店者へのリユース食器貸し出し
資源の分別活動
散乱ごみの清掃活動
主催 一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦


火災被害を乗り越えて

2022年6月19日(日)、京都市中京区に位置する一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦の事務所とリユース食器洗浄工房が近隣からのもらい火により全焼してしまう事故が発生しました。
幸いなことに怪我人等は出ませんでしたが、事務所に格納されていた備品や製作物は全て燃えてしまい、追加で購入・製作が必要な状況となりました。
2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響により祇園祭ごみゼロ大作戦を中止しており、2022年から祇園祭ごみゼロ大作戦を再開させようとした矢先の出来事でした。
火災被害からの復興には約500万円の寄付が集まり、資金や資材に余裕がない中でも試行錯誤をしながら2022年の事業はなんとか実施することができました。

NPO法人地域環境デザイン研究所ecotone・火災被害復興プロジェクト

実施団体

一般社団法人 祇園祭ごみゼロ大作戦

市民・事業者・行政のパートナーシップにより、祇園祭におけるごみ減量・リユースと廃棄物の資源化・適正処理を促進し、持続可能な循環型社会にふさわしい祭づくりの一助となることを目的とする団体です。

祇園祭宵々山・宵山のごみの量は、取組開始前と比べ減量を達成しています。
天候や来場者、各店舗の販売状況等によりごみの量については毎年変化しているのが現状です。
エコステーションを各所に配置したことや、ボランティアスタッフのみなさんによる声かけ等により、散乱ごみも大幅に減少しています。


事業の実績

祇園祭ごみゼロ大作戦では2014年に祇園祭の夜店や屋台の協力のもと、約21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える活動を展開しました。
当日、2000名のボランティアスタッフと共にエコステーションの設置、ごみの分別作業等を行い、2012年に60トンだった可燃ゴミを34トンにまで減量することができました。来場者が増加する中、大幅なゴミの減量に成功しています。

祇園祭ごみゼロ大作戦のこれまでの実績

※2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響により中止。


リユース食器の効果

お祭りやコンサート、スポーツ観戦といったイベント会場では、使い捨て容器の利用が主流となっています。
ごみを減らして環境に配慮したイベントにするためには、まず①発生抑制(リデュース)、②再使用(リユース)、③再生利用(リサイクル)の優先順位で対策を推進することが求められています。

リデュース、リユースの取り組みの一つであるリユース食器は、使い捨て容器に替えて導入する繰り返し洗って再使用(リユース)する食器の総称です。
陶磁器製、ガラス製の食器やカップに替えて使用するものではありません。
リユース食器は屋外で使用することが多いため、落としても鋭角的に割れない素材として、プラスチックの中でも柔軟性に富むポリプロピレン(PP)製のものが主流となっています。
ポリプロピレン(PP)製の容器は耐熱温度が120℃、耐冷温度は-30℃で、50回程度再使用する耐久性があります。

リユース食器を使用することで、使い捨て容器のごみが削減できることはもちろん、繰り返し使用すればするほど二酸化炭素排出量、エネルギー、水などの使用量を削減することにつながります。
ライフサイクルアセスメント(LCA)の結果、リユースカップの使用回数による環境負荷の低減効果は、固形廃棄物は4.7回以上、二酸化炭素排出量は2.7回以上、水消費量も2.7回以上、エネルギー消費量は6.3回以上再利用すると紙コップよりも環境負荷が低減されるという結果が出ています。


【リユース食器の回収システム】

(1)洗浄所で洗浄されたリユース食器がイベント会場に納品されます。
(2)売店では飲食物をリユース食器に入れて来場者に販売します。
(3)来場者は飲食後リユース食器を売店もしくは回収所に返却します。
(4)回収したリユース食器は洗浄所に運び、洗浄・保管されます。


実施団体代表者メッセージ

一般社団法人祇園祭ごみゼロ大作戦
代表理事 太田 航平

プロフィール
1980年東京都大田区生まれ。「環境×メディア×アート」をコンセプトに、持続可能な地域社会をデザインすることを目的として設立された「NPO地域環境デザイン研究所ecotone」代表理事。主な活動のひとつとして展開する「リユース食器を活用した環境対策」は全国に広がり、「平成19年度容器包装3R推進環境大臣賞最優秀賞」を受賞。

また、市民の市民による市民のための情報発信空間の必要性を唱え、2003年に開局させた、日本初のNPO法人が運営する放送局「NPO京都コミュニティ放送」の理事を務めると同時に、NPO放送局をサポートする「京都ラジオカフェ株式会社」の専務取締役を担うなど、市民の立場から幅広い活動を展開している。


使い捨て包装容器、中でもペットボトルや缶などは、回収・リサイクルされる際に新たなエネルギーを必要とすることが周知の事実。
限りある資源を有効に使うという観点からは、ごみの発生自体をなくすこと「リデュース」はもちろんのこと、一般に省資源・省エネルギーで済む再使用「リユース」が「リサイクル」の前に必要不可欠です。
しかし、「リサイクル」のイメージが社会的に定着している一方で、「リデュース」「リユース」に関しては認知度が低く、多角的な取組みが未だ必要不可欠な状態であることは否めません。

当団体では、2Rの重要性を広く発信するため、何度も繰り返し洗って使用出来る「リユース食器」を用いた地球温暖化防止やごみ減量方策の仕組みづくりに2000年から取り組んできました。
ようやく「リユース食器」も全国的に浸透してきましたが、この考え方や実践内容、「リユース食器」というネーミングにハートのロゴマークなどは、私たちが活動の拠点としている京都発の取り組みとして注目をいただきました。

この仕組みづくりの過程では、市民のみならず、事業者や行政など各ステークホルダーとのしっかりとしたパートナーシップがありました。
新たな概念や価値を創造する上で、多様な主体が集まり、知恵を持ち寄り、責任を持って自分の役割を果たすことはとても創造的で楽しいことです。
このような取り組みが、お祭りやイベントに留まることなく日常に広がり、より豊かなコミュニケーションと持続可能な地域づくりにつなげられるよう、今後もみなさんとともに頑張れればと思います。


セミナーのご案内

7月7日に京都市内で開催する「地域事業者の資金調達と事業促進セミナー」で本プロジェクトについてご説明します。 
※セミナーは7月5日と7日の2日間開催します。京都市内の開催は7日となります。
ご質問も承りますので、ぜひご参加ください。

【日 時】 2023年7月7日(金) 19:00〜20:10(18:45開場)  
【場 所】 QUESTION(クエスチョン) 7F Creative Commons 
【参加費】 無料 
【定 員】 先着30名 
【主催】 プラスソーシャルインベストメント株式会社 
【共催】 京都北都信用金庫 / 株式会社ピーエルジェイインターナショナル 
【後援】 公益財団法人京都地域創造基金 / たんたんエナジー発電合同会社 / 株式会社熊本フットボールセンター / 一般社団法人ソーシャル企業認証機構

→イベント詳細・申込ページ


最近のfacebook投稿

返戻品のお引き渡し時期について

・「お礼メール」はプロジェクトの募集期間終了後の2023年8月にお送りさせていただく予定です。


寄付方法について

エントライを初めて利用される方は、会員登録、本人確認手続き等が必要です。

  1. 右記の新規会員登録画面からメールアドレス、パスワードをご登録ください。
  2. ご登録いただいたメールアドレスに届いたメールからエントライにアクセスし、会員情報をご登録ください。
  3. 本人確認資料2点をご登録ください。本人確認資料の詳細はこちらをご確認ください。

※本人確認手続き等、各種審査中でも先にプロジェクトのお申込みをしていただくことは可能です。

会員登録に関する詳細はこちらをご確認ください。

ふるさと応援クラウドファンデイング「エントライ」は、第二種金融商品取引業者が取り扱うクラウドファンディングサイトです。当社では、取引時のなりすまし、転売防止のため、会員情報登録に加え、本人確認書類の提供をお願いしております。お手数おかけしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。また、当社は、リターン品の発送、プロジェクトに関する連絡および問い合わせ対応の目的から、商品の購入者のうち次の情報をプロジェクトオーナーに提供します。ただし、本プロジェクトを通じて、商品代金の決済がされなかった場合は提供されません。
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申し込み完了後、マイページの「やることリスト」より振込先口座の確認をお願いいたします。

(2)デポジット利用
デポジット残高をお持ちの方は、デポジットよりお支払いが可能です。
デポジットをご利用いただくことで銀行振込をする手間が省け、振込手数料を節約することができます。
デポジット利用に関する詳細はこちらをご確認ください。

※募集終了後から10日を過ぎても、入金または本人確認資料が未提出などにより「契約未成立」の場合は、申込をキャンセルとさせていただきますのであらかじめご了承ください。


キャンセルについて

・契約成立後8日以内(契約成立日を含む。)はクーリングオフ適用期間のため、キャンセルが可能です。ただし、返金の際の振込手数料はお客様ご負担でお願い申し上げます。
・申込口数を増やしたい場合は、現在の申込をキャンセルの上、追加分を含めた口数で改めて申込をお願いいたします。
・先着順のプロジェクトにおいて、キャンセル後〜追加分を含めた申込をされる間に、他の会員の方が申込される場合があり、残り口数が埋まってしまうことがあります。あらかじめご了承のほどお願いいたします。


返品について

・本プロジェクトの返戻品は「お礼メール」であり、商品をお届けするものではないため、返品について該当事項はございません。

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お礼メール

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