プロジェクトニュース

2021年10月04日

「2021年度 東近江市版SIB 【愛知川小さな自然再生事業】」の出資者募集を10/4(月)14時より開始しました

プラスソーシャルインベストメント株式会社(代表取締役社⻑ 野池雅⼈、京都市上京区)は、東近江市版SIBの2つのプロジェクトアセット(社会的投資ファンド)を組成し、10⽉4⽇に取扱者として総額220万円(1⼝⾦額2万円)の募集を開始しました。
東近江市版SIBは、公益財団法⼈東近江三⽅よし基⾦、湖東信⽤⾦庫及びプラスソーシャルインベストメント株式会社(以下 PSI)の協定のもと、地域課題の解決にむけて、社会的投資と⾏政補助⾦改⾰を組合せた事業です。

東近江市版 SIBの事務局である公益財団法⼈東近江三⽅よし基⾦が、環境省「令和3年度地域循環共⽣圏づくりプラットフォームの構築に向けた地域循環共⽣圏の創造に取り組む活動団体」に選定されています。
本事業の実施主体である 2 つのプロジェクトは、「東近江市版 SIB 愛知川⼩さな⾃然再⽣事業」に採択され、事業を実施します。
この事業内で東近江市版 SIB の仕組みを取り⼊れ、⼩さな⾃然再⽣(※)を活⽤した実証事業を⾏います。

 

※1 小さな自然再生

過去に損なわれた生態系その他の自然環境を取り戻すことを目的とした自然再生推進法が2003年から施行されています。多様な主体とともに自然再生の取り組みを進めることは難しい一面があります。身近な自然を身近な人とともに再生するにあたっては、様々な手続きを要する同法の手続きが足かせとなってしまう場合があります。そこで、地域住民等が主体となり身近な自然を再生する取り組みを「小さな自然再生」と呼ぶようになりました。現在、このような取り組みが全国に広がり始めています。
(参考:環境省 小さな自然再生活動事例集 2015年発行)


「東近江市版SIB」特集ページ

 

東近江市版SIB プロジェクトの概要

【そとイコ「川ガキ育成塾」のプログラムづくりプロジェクト】
〜地域の社会的資本である川と森を未来につなげる​​〜

本プロジェクトでは、愛知川流域における小さな自然再生の取組みとして、川で遊ぶ子どもたちを育成する「そとイコ」プログラムの開発を行い、試行します。
川のいきものをつかむエコツアーやアユの産卵床づくりの体験会を開催します。
また、河辺いきものの森の川辺付近で「バーブ工」を設置し、河川環境を改善させます。
開発したプログラムを通して市民の川への意識の高まりをつくることや、地域の社会的資本である川と森の存続を目指します。

そとイコ「川ガキ育成塾」のプログラムづくりプロジェクト】詳細・募集ページ


【簡易魚道の見試しで大人の川ガキづくりプロジェクト】
〜子どもたちにビワマスを見せてあげたい〜

本プロジェクトでは、愛知川流域における小さな自然再生の取組みとして、愛知川支流渋川でビワマスの簡易魚道の見試し活動をします。見試し活動から地域特性を活かした川づくりの技術を蓄積し、向上していきます。簡易魚道によりビワマスが見られる場所をつくり、市民の川に対する興味や関心につなげます。
また、多様な機関と連携・協働できる体制を整えます。愛知川に対する市民の愛着心を高めることや、地域の自然の恵みを守り、育てることを目指します。

【簡易魚道の見試しで大人の川ガキづくりプロジェクト】詳細・募集ページ


出資説明会のご案内​

今回の環境省SIB事業による、愛知川流域で行われるプロジェクトの2事業者にご登壇いただきます。
河川で行われる事業については、専門用語も多く耳慣れない言葉が多いと思います。
「小さな自然再生と絶滅危惧種の川ガキの復活」を目標とする本事業について、分かりやすくご説明いたします。

また、募集内容や出資(投資)手続き方法や投資家特典についてもご説明し、質疑応答のお時間も設けます。
オンラインで開催するため、全国から参加が可能です。
この機会にお気軽に参加いただければ幸いです。

日時:2021年10月5日(火)19:00~20:00

場所:オンライン開催(YouTube LIVE)

オンライン開催ですので、全国からご参加が可能です!

➤視聴はこちらから

(当日までに「リマインダー:オン」の設定をいただくのがおすすめです!)