プロジェクトニュース

2021年02月18日

事業性と収益性のポイント詳細【放課後等デイサービス「HEARTY」活動応援プロジェクト】

なぜ今回のプロジェクトで資金を集めているの?なぜ社会的投資なの?

◆「発達障がいの認知向上、子どもも家族も安心して過ごせる社会づくり」へ向けた取り組みをできる限り多くの方に知っていただき、ご賛同いただいた上で応援していただきたい。
寄付の場合、その場限りの支援になりやすいですが、社会的投資・投資型クラウドファンディングでチャレンジすると、ファンド運用期間中の事業の動きを見ていただけるなど、つながりを持ちながら進められ、運営の一層の励みにもなります。
売り上げによって、ご出資いただいた皆様にも分配金が償還されるので、経済的なリターンと社会貢献を目指すこともできます。


◆事業リスクを下げてチャレンジしたい。
融資ではなくファンドで集めることで、もし利用者が増えなくてもファンド資金からスタッフの人件費等に充てることができます。事業リスクが下がるため、有資格者の充実やさらなる斬新な取り組みの実現などにチャレンジしやすいとも考えました。

HEARTYでは、法定2名でよい指導員を3名入れるなど、法定以上の人員配置を行い、マンツーマンの指導や質の高い療育を提供しています。この部分は公金からの補助はなく、独自財源や融資を受けて運営していますが、今回はその部分もみなさんからの出資金で一部活用したいと考えています。

 

出資金は具体的にどんなことに使うの?

◆有資格者の人員配置の充実、人材確保
◆集客活動として、療育環境の発信や広報強化と、お父様、お母様へ向けたペアレントトレーニング講座の開催
◆福祉の枠を超えた斬新な取り組み、企画のさらなる充実と実現に向けて


例えば以下などを進める予定です。

 
・様々な職業体験や社会見学(企業、大学等との連携)
就労支援B型事業所と提携しているので、職場見学や体験が可能です。他にも職業体験(京都市のスチューデントシティ、キッザニア、マクドナルドのクルー体験など)を検討中です。

・遊園地、映画館、キャンプ場、コンサート会場などの貸し切り
順番が待てなかったり、大きな声を出してしまうなどで映画館やカフェなどに行くのを諦めてしまう親御さんがいらっしゃいます。一般の方と一緒に過ごすのが難しいと感じていらっしゃる親子の経験のため、場所の貸し切りや企画などを実現したいと考えています。

・自由選択制プログラム(習い事・お稽古)のさらなる充実
現在ご用意しているプログラム:フラワーアレンジメント、ヨガ、英会話
今後導入予定のプログラム:お習字、リトミック、ダンス、そろばん、武道、アート、生け花、プログラミング、座禅、お料理、ポーセラーツ その他生徒様や保護者様のご意見なども取り入れながら随時追加。


 

働かれているスタッフのスキルやキャリアを教えてください。

児童発達支援管理責任者を持つスタッフは別の法人を一から立ち上げた経験があり、福祉の業界に長く勤めてられています。
また24時間看護・介護が必要な障がい福祉の現場で働いていた経験を持つスタッフもいて、保護者さんからも安心してお子さんを預けてもらっています。


 

現在の利用者数は?

・24名登録、1日平均6名利用 ※2021年1月30日現在
基本は週2回決まった曜日に通っていただいていて、現在仮契約が5組10枠予定です。
2021年4月1日時点で30名〜40名(1日平均8〜10名)を目標に動いていて、損益分岐点(出資金の100%をお返しできる分岐点)の7名をほぼ確実に超える見込みです。


 

登録人数、利用者数の維持、上昇に向けて、どんなことをされていますか? 

・ペアレントトレーニング、親子講座など保護者の方に参加いただけるイベントの開催
HEARTYへの登録の有無にかかわらず、ご両親や親子で参加できるイベントを開催しています。
内容は食と療育や「見る」力を養うビジョントレーニングなど多岐に渡ります。
テーマごとに専門家をお招きすることで、本格的な療育の体験や今後に役立つ知識が獲得できます。

・行政や他企業との連携強化
行政の地方講演や講座の窓口とつながりもあり、小まめに足を運ぶなど力を入れています。行政からも講演依頼等お声をかけていただくなど目を向けていただいています。

・多店舗展開に向けての仕組みづくり
利用者数を最大にして多店舗展開もできるよう、未就学児や2021年4月から新1年生になるお子様たちを対象としたイベントや講座の開催も企画中です。
オンライン開催についても、遠方にお住まいの方でも質の良い療育や教室と出会えるきっかけにもなるので、今後ぜひ行っていきたいと考えています。

・保護者、地域、行政、企業から注目してもらえるような他の教室にはない取り組み
例えば、無農薬農産物の栽培、環境保護活動などを通して、当教室の社会的存在価値とブランディングの向上に努めます。


 

事業計画の1年目から5年目までの売上設定について教えてください

 

事業計画
売上金額
(5年間)

損益分岐
売上金額
(5年間)

売上金額

121,625千円

94,500千円

年額平均

24,325千円

18,900千円

 

事業計画
売上金額

1年目

2年目

3年目

4年目

5年目

13,625千円

27,000千円

27,000千円

27,000千円

27,000千円

 

1年目については、利用者数が安定していなくても計画に到達できるよう、年間売上約1300万円で設定しています。2年目からは、安定して利用されることを見越して、1日あたり10人利用された場合の年間売上2700万円で設定しています。

可能な限り定員を増やしてご利用いただけるよう展開していく予定です。
なお、会計期間は、損益分岐に到達しやすいよう、2021年4月1日以降で1日の利用者数が上限の10人に達した日の翌月1日から5年間での設定をしています。


 

子どもたちを当てにして、投資を回収するシステムに抵抗があるけれど…

最小限の体制での保守的な事業運営ではなく、人員配置も充実させ、斬新な取り組みを行うなど、攻めた事業運営をファンドで集めて行うことで、より質の高いサービスを先行して提供していくことができチャレンジしやすくなります。

 

不正受給や虐待などが問題になっていますが…

近年、不正受給等の問題がメディアで多く取り上げられているのは事実です。
一部の事業者が不正を働くことで、事業者全体が白い目で見られるのは非常に残念なことです。
HEARTYでは、健全な運営が行われていることを認知いただける方法を現在検討しています。
健全に運営している事業者が正当な評価を社会から向けられるよう、対外的な広報を引き続き行っていきます。

強い孤独感や疎外感、絶望感を抱く親御さんは非常に多いです。娘が発達障がいの診断を受けた時の私自身もその一人です。自身も経験したことがあるからこそ、保護者の方の思いに寄り添って、心の面も施設の面もバリアフリーな環境の整備、支援の拡充に向けた取り組みを今後も進めていきます。


 

分配金について、店舗数を増やした場合にその費用がかかりますが、その費用分は売り上げから差し引かれた分配になるのでしょうか?

利益ではなく、売り上げが達していた場合の分配になります。
費用分は差し引かれません。




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